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塾通いに弊害はある?間違った選び方だと成績が落ちていくことも

保護者

子どもを塾にいれたし、これで成績アップしてくれるよね

保護者

塾に通ってたんですが、成績が思ったように上がらないんです・・・

私は塾講師の他に家庭教師もやっていた経験があるため、このようなことを相談された上で、依頼を受けたという経験が何度もあります。

入塾した当初は、すぐに少し成績が上がったのに、それ以上が伸びていかない。

そういったことがままあるんですよ。

 

入塾してわかりやすい説明を聞いたことで、学校で授業を受けてたときよりわからないところが減った。

あるいは、単純に勉強時間が増えたことで、最初に成績の伸びをみせる生徒はかなりの数います。

でも、基礎をおろそかにしてきた生徒が、それ以上の成績を伸ばすことは、すぐには達成できません

これまでの基礎がわからないので、前の分野がかかわってくるところでどうしても躓いたりするからです。

塾講師も、これまでの基礎も少しずつわかるようにしようしますが、それには多少時間が必要です。

 

でもそれ以上に問題なのはその塾を利用することの弊害によって、成績が伸びていかないことです

リク

 

塾の弊害について

保護者

塾の弊害って何?

簡単に思いつくのは、大げさな広告に魅力を感じていったら、全然話と違う!ということですね。

ありがたいことに私が勤めていた塾ではそのようなことを言われたことはありませんでしたが、話では聞いたことがあります。

 

でも、今回の弊害は、そういった詐欺的な問題ではなく、どこの塾でも当たり前に起こる話なんです。

リク

 

塾での人間関係に問題

まず、通学の場合ですが、塾での人間関係に問題が生じ、勉強が手につかないといったことがあります

通学の場合、どうしてもまわりに人間がいるので、こういったことが起こるんです。

 

塾講師がどうにも苦手。

他の生徒と、なじめない。

チューターが信頼できない。

こういった、そりがあわないことって、急に起こりますから。

たとえ以前は大丈夫だったのに、人が代わったことでいきなり問題がおこるということも十分ありますし。

 

こうなると、勉強以外にストレスが生じてしまうので、勉強が手につかない、あるいは勉強効率が下がってしまいます。

 

動画での授業が苦痛

また、オンライン塾やビデオで授業を受けるスタイルの塾に共通の問題もありまして。

それは、動画での授業が苦痛な生徒もいて、そういった生徒に動画で勉強させても、効率が非常に悪くなるということ。

授業スタイルと本人の特性に問題が生じる場合ですので、仕方がないですよね。

 

自分で勉強する時間がとれなくなっている

後、入塾したことで、自分で勉強する時間がとれなくなるという問題もあります。

 

まず、よくあったパターンとして、家から学校までが遠いのに、塾までも遠いという場合ですね。

塾の評判を聞いて、遠くから通ってくれるのはうれしいんですが、通学・通塾に時間がとられすぎて、勉強時間がとれなくなると本末転倒です。

生徒本人は電車の中で勉強したりしてくれたりがんばってくれたんですが、暗記科目はまだしも、思考の必要な数学などの科目だと厳しくなってきますから。

 

また、授業の入れすぎというパターンもありました。

例えば、1週間毎日複数コマいれている生徒などです。

ついつい授業を色々入れたほうが、成績は上がると思いがちですけど。

暗記科目には暗記の時間は必要ですし、考える科目は考えを自分の中で定着させる時間も必要です。

その時間がとれない以上、成績を伸ばすのは難しいです。

 

後、最近インターネット塾で、全科目の授業を定額で受けられるというものがありますけど。

その場合にも、同様の問題はおきるでしょう。

定額だからといって必要ない科目まで見ると、自分の勉強時間がとれなくなってしまいますから。

これにも気をつけないといけません。

 

塾の弊害の問題解決方法

問題解決方法はお子さんとの対話以外にありません。

リク

上にあげたような問題は、深刻な問題ではあります。

でも、比較的解決は難しくはありません。

 

  • 人間関係が問題なら、クラスを変更する、塾を変える。
  • 動画が苦手なら、通塾へ切り替える。
  • 自分の時間がとれないというのなら、近場にする、授業数を減らす。

原因さえわかってしまえば、対処方法は単純ですからね。

 

だからこそ、塾に通っているのに成績が上がらない場合は、お子様と徹底的に話しあってください

遠いことに不満を持っているのに、「せっかく評判のいいところにいれてくれたし」と思って黙っていたりとか。

人間関係に不満を持っているのに、「まわりの人間となんとなくあわないなんて恥ずかしくて言えない」と隠してたりとか。

意外と不満を隠してしまう子どもは多いですから、それを上手く引き出してあげてください。

 

最初から可能な限り塾の弊害を避けるには

一方、これから塾にいれようとしている方は、塾の弊害なんてない方がいい。

転塾を決定する方は、二度と問題が起こらないようにしたいと考えていると思います。

 

ただ、それを完璧にすることはできません

例えば、人間関係などは通っている間に変化してしまい、そのために新たな悩みがでてしまうといったこともありますから。

 

しかし、限界まで少なくするということは、十分に可能です。

リク

それは、体験授業を絶対に無駄にしないということですね。

体験授業は宝の山のような存在で、どういった風に塾で過ごすかを体感できるので。

ただなんとなく受けるのは、もったいなさすぎますから。

(>>【塾選び】無料体験は宝の山なので、絶対に利用すべき3つの理由

 

オンライン塾なら無料トライアル期間があるのでそれを利用して、実際に一日に利用するであろう時間を、しっかりと勉強させる。

通塾なら、授業内容だけでなく、クラスの雰囲気などもチェックする。

そういったことを徹底させていきましょう。

終わりに

塾にも弊害があることを書いてきました。

こういった問題は、なかなか起こってみないとわからないところではあります。

でも、起こってしまうと、想像以上に影響は大きいので、対処はしっかりとしてあげてください。

すでに起こってしまってしまった場合は、お子様との対話

これから起きないようにしようとする場合は、体験授業の徹底。

それだけで多くのことは解決しますからね。

以上、塾を利用することに弊害はあるか?ありますよ、でした。