こんにちは!
そろそろ冬休みが近づいてきましたね。
イベントが盛りだくさんなこの時期ですから、どうしても気分が浮かれてしまいます。
でも、勉強のことを考えると、こんなに重要なものはないというぐらい、重要な時期。
これを大事に使わないのは、もったいなすぎます。
特に、受験生の場合は絶対に有効に使うべきです。
でも、冬休みはなにをすべきなのか悩むところ。
気持ちとしては、
- 得意科目をさらに伸ばしたい。
- 苦手科目をなんとか上げていきたい
- 全科目を満遍なく勉強していきたい
という風に思うことでしょう。
これが夏休みの場合は、人によってオススメの勉強方法を変えていました。
でも、冬休みにすべきは、苦手科目一択です。
冬休みは苦手科目一択な理由
なぜ冬休みは苦手科目一択なのかと言いますと
- 色々手を出す弊害が大きすぎること
- 冬休みの期間の短さが一転集中するのに向いていること
ということにつきますね。
予定未消化によるモチベーション低下
冬休みは2週間ほどです。
そもそも何科目も効果的な勉強できるような期間じゃないんですよ。
一応予定などを立てていくでしょうけど、経験的にその予定はただ詰め込んだだけで、実行可能なものじゃないことが多いです。
そして、予定に勉強スピードが追いついていかず、いつの間にかモチベーションが下がってくるという生徒を何人も見てきました。
これが非常にやっかいなんです。
単に勉強が思うようにいかなかっただけなら、まだマシです。
一緒に勉強して、持ち直せるようにしてあげることもできますから。
でも、本人のモチベーションが下がっていると、それも難しいし。
結構な期間を尾を引いてしまうんです。
個人的に、1月の終盤ぐらいまでに持ち直してくれる生徒はかなり早い方で。
2月中旬ぐらいまでモチベーション下がったままという生徒が多いような気がしますね。
ちょっと弊害が大きすぎますよね。
期間の短さが一転集中に向いている
でも、逆に苦手科目だけしかしないと腹をくくると、この短さはありがたい。
人間、1つのことに集中できる時間は限られています。
どんなに強く思っても、決心は揺らいでくるんです。
それは本人の根性があるとかないとかは関係ありません。
でも、2週間ぐらいならぎりぎり集中力も持ちます。
ちょうど大晦日や正月とイベントもあるので、少しだけ息抜きもできて、気分転換もできますしね。
そして、2週間は色々手を出すと短いですけど、1つのことに集中するのであれば、大きく成績をアップさせることも可能な期間でもあります。
理科や社会のような比較的範囲の狭い科目なら、一気にインプットしなおすことで全体の成績アップをはかることもできますし。
英語や数学のような範囲の広い科目なら、苦手分野をつぶすことに気を配れば、その範囲の成績アップと、関連分野の成績アップを図ることができますから。
なので、冬休みは、苦手科目対策をするのに最適な時期なんです。
苦手科目対策だけをしていた生徒とそうでない生徒
というわけで、私が指導していた生徒には、苦手科目だけをしなさいと言ってきました。
仮に、もしそれ以外するなら、英単語とか社会とかの記憶を維持するためのものだけに絞りなさいと。
この指導に従ってくれた生徒も多かったですけど。
中には、どうしても手を広げたがる生徒というのもいましたね。
生徒が怖いと思って行うこともありましたし。
親御さんが不安になるということもあり、理由は様々ですが。
両者の違いは、冬休み後に明確に表れていましたね。
指導に従ってくれた生徒は、苦手科目が随分とマシになり。
また、苦手科目の点数を伸ばす労力はそこまで大きくないので。
点数が一気に伸びた。
そういった生徒も多くいました。
一方、指導に従ってくれなかった生徒に関しては。
別に成績が下がったりするわけではありません。
勉強はしていたんですから。
でも、成績が伸びたかというと、そうでもなく。
現状維持、伸びても微増といった程度にとどまった生徒が多いですね。
塾の冬期講習は苦手科目をベースに
というわけで、冬休みは苦手科目対策をすべきだと考えていまして。
塾に通っている方、通いたいと考えている方は、苦手科目対策に留意して選んでほしいんです。
ただ、塾によっては、全科目をびっしりいれてくる塾もあると思いますし。
また、大手予備校などでは、魅力的なタイトルや説明の講座が多くあって、ついついいっぱい入れたくなることもあると思います。
でも、これは塾側の都合という面も多分にありますので、惑わされないようにしましょう。
ですので、塾の冬期講習の内容いかんによっては、冬休みだけオンライン塾を利用し、苦手科目・分野の授業を集中して一気に聞き直すといううのもおすすめです。
オンライン塾は、こういった使い方をするのに最適ですからね。
好きな時に好きなだけ授業を聞くことができますし。
また、初期から大学受験レベルまで、1人の先生による授業を聞くことができて、内容にブレがないので、安心して授業を聞くことができますから。
終わりに
というわけで、冬休みにすべきことを書いてきました。
冬休みは本当に短く、手を広げるとただ無駄になりかねない反面。
ある程度のまとまった時間を作ることができるのは間違いないので。
上手に使うと、一気に成績を上げることができるチャンスでもあります。
是非上手に使って、成績を上げてくださいね。
以上、冬休みで成績アップを狙うなら苦手科目一択!塾もそれをベースに考えるべき、でした。